韓国スリルミー2024回顧録

さようなら、Yes BL Stage......

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9/10~12/1 Yes24 stage公演16回転の記録。もう終わってからだいぶ経ってるけど…

 

※キャストは役名書くのめんどくさいので私彼ピアニストの順です

①9/15(日)昼 박상혁 장윤석 김동빈(ひょくそく①きむぴ①)


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ピアノがなぜかど真ん中にあることしか前情報なしで行ったら盆は回るしロマンティックファイアはロマンティックすぎてまるで結婚式だし表題曲後は情事(オブラート表現)が目の前で開催されるし、と思ったららいぷるで分裂したりあり得ない速度で終わったり突っ込みと萌えが交互にきたせいであんまりペアとしての記憶がない。22シーズン見たときはひょくねがのび太くんみたいだった気がしてたけど全然陰キャじゃないし、そくちゃはでかくてかっこよくて後にめろいめろいと騒ぐことになるけどこの頃から(このときが一番かも)ずっとかっこよかった。ちゃぎゃ~☆って言ってたのはすごい覚えてる。ひょくねはメガネ探してた。なんか友達なんだな~って思った。

 

②9/15(日)夜 정재환 황휘 양찬영2(じぇひ①やんぴ①)

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当初本命ペア。22シーズンでひちゃを見てとんでもない顔の良さと優しくて等身大のカッコいい姿に惚れたからその路線パワーアップ版を想定していったら社会に放出してはいけないレベルの激ヤバアダルトチルドレンが出てきた。私が愛したひちゃはもういない。そしてじぇねのサイコパス路線はこれだったということに後々気づく。普通に面白かった、なんか韓国スリルってこういう感じだなって。契約書ビリビリに破り捨てるの衝撃的だった、そくちゃは破らないんだよね(当時)。僕と組んででガチ謝罪するひちゃの涙を拭ってあげて恍惚な笑みを浮かべるじぇねめっちゃよかったんだけどこの日を最後に見てないです。

①②感想↓

https://mssm.hatenadiary.jp/entry/2024/09/16/142922

 

③10/5(土)夜 정재환 반정모 김동빈 (じぇばん①きむぴ②)

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激重大鬱回としてレジェンドになった、二度と見たくない(うそもう一回見たい)。ばんちゃは悪質なネコでじぇねを下僕としか思ってないから常に優位に立とうとしてひどいことばっかりするし、じぇねはそんなばんちゃを理解しようとする気持ちが暴走して庇護欲と支配欲が入り交じったじっとりした空気感でばんちゃを少しずつ追い詰めて行くし、純愛とはほど遠い重くて暗くて最初から何もかも間違っていた地獄の90分だった。終演後は灰。じぇねの行動を思い返して理解を深めようとしたら自分の過去の恋愛を思い出してPTSDになる。スリルミーってそんな作品じゃないんだけど…?いま思えば畜生ネコばんちゃに自己憐憫控えめオカンじぇねって結構じぇばんガチャSSRだと思う。

③感想↓

https://mssm.hatenadiary.jp/entry/2024/10/09/210148

 

④10/6(日)昼 박상혁 황휘 김동빈 (ひょくひ①きむぴ③)

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前日のじぇばんのせいでゴリゴリに削られたメンタル状態でもすんなりと受け入れられる幼なじみケンカップルのようなペア。自己主張の塊・爽やかサイコパスひょくねVS アダチルクソガキひちゃ。2人とも経験者だけあってなんか余裕があるというかうまいなって思った、いい意味で余白があるというか?距離感の近さゆえにお互いの扱いが雑になる感じが妙にリアル。ひょくねの軍隊発声「あに??!!!」と公園バトルでひょくねの顔の前で契約書ゆっくり破ってポイ、フハハハハ大爆笑からの退場ひちゃ最悪すぎて面白かった。一番見る側の倫理観のなさを試されるペアかもしれない。

④感想↓

https://mssm.hatenadiary.jp/entry/2024/10/11/231630

 

⑤10/19(土)夜 정지우 황휘 양찬영 (じうひ① やんぴ②)


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じうねはかわいい顔してずっとジットリしてて気持ち悪いしひちゃは相変わらず様子おかしいし作画がちいかわと花男くらい違うのになぜか腐れ縁感が強いのが逆に犯罪っぽさを加速させる(※犯罪です)。じうねの気持ち悪さには2つあると思っていて、リチャ以外の男を知らないがゆえの執着or自分の理想を押し付けるガチ恋厄介オタク(どちらかに振れるというよりこの間でリチャによってグラデーションしてる感じ?)。対ひちゃの場合は前者寄りなのでとにかくひちゃを手に入れようとするんだけど、アダチルひちゃは手に入ったと思ったらすり抜けていくような空虚さがあってよかった。簡単に手に入りそうなのに入らないリチャードが好きです(唐突)。じうねはリチャに触ろうとするけどやめるみたいな仕草が多くて自己主張が激しいわけではないのにメンタルが強くて圧が強い(体幹も強い)。マンネとは思えない貫禄。

 

⑥11/2(土)昼 박상혁 반정모 김동빈 (ひょくばん①きむぴ④)


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ジャンル:ひょくばんというBLを見るつもりで行ったらあんまりラブラブじゃなくてばんちゃは冷たい畜生猫だしひょくねは見た目マルチーズの中身は狂犬だしで純粋な犬猫バトルをみているようだった(とは)。ばんちゃからネイスンへのラブ度が一番わかりやすいのが契約書でネイスンが言う「私は私の恋人を満足させることを誓う」に対する反応だと思うんだけど、そこも言われた瞬間はニヤニヤしてるのにひょくねが後ろを振り向いた瞬間真顔に戻ってプイってしてた。ひょくねあんまり契約書を嫌がってるイメージなかったんだけど、この日はすごくやりたくなさそう。契約書やりたくないってよりなんでばんちゃに従わなきゃいけないの…💢みたいな感じ。着席してもやる気がないのか膝に手をのせたままだったんだけど、ばんちゃその手を握って内ももに誘導させてそのままタイプライターに手を乗せさせてて、お前……!ってなった。ひょくねはそういうばんちゃからたまに貰えるご褒美がほしくて一生懸命なだけで、あんまり深く考えてない(そういうところが爽やか)。だかららいぷるでネタバラシしても、その後がないっていうか一緒に死ぬのが最適解なのかなって思った。ひょくね、結婚はゴールじゃないんだよ、スタートなんだ…。

 

⑦11/2(土)夜 정지우 장윤석 양찬연 (じうそく① やんぴ③)


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観劇後ひとことめ:スリルミーだ!!!!!!

かっこよくてカリスマがあってメロくて優しいのに傲慢さを秘めたそくちゃと、頭がよくて賢くてそこそこ社会性もあって、てもリチャードを見つめる視線は正常じゃないじうね。何度も見てると変化球を楽しみがちだけど、スリルミーってそうだよね~っていう再発見があってすごくよかった。あ、先述したじうねの気持ち悪さについては対そくちゃだと厄介オタクです。そくちゃがあまりにもかっこよくてしかも弱い姿をじうねの前では見せないから、じうねは自分の理想を押し付けて神格化してるし、それゆえそんなそくちゃに似合う男になろう…♡みたいな恋する乙女仕草がかわいい。じうね、ぱするで再会したリチャードに憎悪を向けるっていうのが固定なんだけどこの日はそこまでではなくて、らいぷる後の審議官との対話でずっと後悔してるみたいだった。この日はまじで観客が少なすぎてこれは私の妄想の可能性があるけど、じうねはずっと自分の記憶に蓋をして、都合のいいキラキラ部分だけをリプレイして生きていたんだと思った。それが審議官との対話のうちに、自分がそくちゃの理想の姿しか見ていなかった、そくちゃの弱さに気づかないふりをしたままそくちゃを追い詰めて傷付けたことに気づいて絶望しているように見えた。whyとかクッッッソ審議官舐めてたのにその勢いはどこへやら、パンドラの箱が開いてしまったような絶望ぶりに、じうね出所して死んじゃったんじゃないかな…って思った。らいぷるでネタバラシされたそくちゃが本当に捨てられたような切なくて悲しい表情をしていて、じうねの中でそくちゃの最後の記憶はあれだったのかと思ったら、じうねには未来も自由もない。

 

⑧11/3(日)昼 정재환 황휘 김동빈 (じぇひ② きむぴ⑤)


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じぇひはラブラブらしい←高度な情報戦

うそつけ!ひちゃは脱アダチルで冷たい男になってIQが向上してたし、じぇねは自分からひちゃに寄っていって期待して裏切られて自己憐憫に浸ってらいぷるでは復讐を果たすのにずっと自分被害者ですみたいな顔をしていた。愛はないし付き合ってない(じぇねだけが付き合ってると思っている)。Whyからじぇねの機嫌が悪い、えうぉんり「僕がムカつくって?!」でひちゃをバシッと叩く(衝撃)、ひちゃも不機嫌を隠さないし、いつもなら根拠のない自信でヘラヘラしてるあの夜のことも自己保身1000000%。じぇね、そんな男やめなよと何度も念じたけど、パスルで時計を見てひちゃを迎える姿は何度地獄を繰り返してもあなたを選びますと言っているようにしか見えくてもう勝手にせえと思いました。カブトムシペアと命名します。ひちゃ、顔がいい(n回目)。

 

⑨11/9夜 박상혁 반정모 양찬연 (ひょくばん② やんぴ④)


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BLや!!!!!!祭りだ!!!!

ひょくねの一生懸命アピールにもばんちゃは笑顔で応えてくれるし話しかける距離は常に2センチくらいだし触られてもあんまり嫌がらないし自分からもさわさわしに行くしトキメキすぎて鼻血吹いて倒れるかと思った。BLだよって言われて見に行ったらスリルミーが始まったくらいの感覚さえある。あ、でもちゃんとスリルミーです(あたりまえ)。ひょくね、ばんちゃが好きすぎるあまり一生懸命になってるけど電話口ではめちゃめちゃ名探偵みたいな顔してて怖いし、ばんちゃは完全に飼い犬に手を噛まれた飼い主。炎でずっと手つないでて、そのまま二人で上手階段に座って足ぶらぶらさせててこれ呪いの子でみたやつだ!!!ってなった。そういうところはすごく友情っぽくて、ひょくねも犯罪にすごくナチュラルに加担してる姿が印象的。ひょくばんは二人だけの世界が強い。

 

⑩11/10(日)夜 정지우 반정모 김동빈 (じうばん① きむぴ⑥)


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じうねの世界にはばんちゃしかいない。ばんちゃは冷たいツンツン猫だけどじうねは強い男なので屈したり自己憐憫に陥ったりしない分すごくパワーが拮抗してたのが良かったし、他のペアに比べてディテールが多くて見ながら何回もビックリした。再会とかなむする後とかじうねのこと口笛で呼ぶばんちゃ、行ったりきたりするマッチ、情事の後じうねにタバコに火をつけさせるばんちゃ……いまでも走馬灯のように甦る犯罪シーンの数々、あゝじうばんよ永遠なれ。じうね、頭がよくて性格悪そうで(語弊)、ばんちゃのこと手に入れてやろうって気持ちはものすごく感じるんだけどキープユアで跪くばんちゃを見て絶望というかこんなはずじゃなかったみたいな表情をしてて虚しい。じうばん、もっとはやく見ておくべきでした反省。

 

⑪11/23(土)昼 정지우 장윤석 양찬연 (じうそく② やんぴ⑤)


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1102スタンダードスリルの再放送を期待していったら二人ともなんか微妙に変化球を投げてきて困惑。そくちゃ、めろ男からモラ男へ。バラバラ音立てながらニーチェ読んだりなむするでも結構明確な拒絶を示してた。じうねは相変わらず強いので拒絶されてもエ?!拒否るなんておかしいでしょ的な自信満々オーラ(怖い)(きもい)で迫ってくるのでなんか恋愛要素が薄くみえた。じうね、そくちゃ以外の男を知らない上にずっと側にいるのが当たり前だったかや、何が愛情で何が友情なのか?どこまでがゲームで遊びなのか?みたいなボーダーがわからないまま「契約書」という明確な取り決めをしちゃったのがよくなかったんだと思う。今まで曖昧だったものが明確になってそれを盾にそくちゃに迫るけど、そくちゃはそれも含めて遊びくらいにしか考えてない。温度差(笑)

じうそくのじうねは理系。

 

⑫11/23(土)夜 정재환 장윤석 양찬연 (そくじぇ① やんぴ⑥)


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全ペア制覇記念日!らいぷる、じぇねは天使になって降臨した。本当にキラキラ真っ白フィルターがかかっていてじぇねのビジュアルが爆発してたんです!見間違いじゃありません、目撃者は他にもいるんです!!

昼に引き続きイケメンモラハラメロメロ沼男のそくちゃ、炎ではまるで結婚式のように優しくじぇねを包み込んでいたのに計画は冷たくて椅子もバン!って音立てたりしてて温度差で風邪引いた。カリスマはあるけど、育ちのよさが少なくなってて傲慢さが目立つリチャードになってしまったそくちゃだったけど、じぇねはそんな姿もすべてを受け入れて全身全霊でそくちゃを愛して、鳥かごに閉じ込めるしかもう手段はないんだ…という覚悟を決めた上での天使降臨なんだと思った。なのにそくちゃはおじま(来るな)って拒否ってて泣いた。なんでやねん!もうええでしょう?!結ばれるべきでしょうそこは!!?

 

⑬11/24(日)昼 정지우 반정모 김동빈 (じうばん② きむぴ⑦)

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神回爆誕。誰もばんちゃを救えない。

ばんちゃがじうばん①(というか今まで見たすべての回)とキャラ変しすぎててネコじゃなくなっていた。人間ばんちゃは愛に餓え、寂しさと孤独を背負い、自分より明らかに頭がよくて賢いじうねの助けを常に必要としていて、契約書も"ばんちゃにとって"必要なものだったんだなって思った。放火も強盗も楽しそうにキャハキャハ笑ってはいるけどスリルを求めているというより自傷行為に近い。脅迫状のもし俺が誘拐されたら親父はどうするかな?のくだりで自嘲するみたいにケラケラ笑ってて、スリルがとか超人がとか言う前に精神状態がアウトすぎる。しかしじうね、そもそもの性格が一匹狼だし強いし一人っ子気質(偏見)で気を遣うとか言葉の裏を読むとか表情で察するとかそういう優しさを一切持ち合わせていないので、誰が見てもアウトなばんちゃに"普通に"接していて笑える(笑えない)。お互いにそれでいいんか?って思うけど野暮なので突っ込むのはやめます。2人とも自分の世界に生きてて、外と繋がるものはお互いしかいないんだと思った。ばんちゃにとって自分を救ってくれるのはじうねしかいないし、じうねはばんちゃに"理想のリチャード"を押し付けて手に入れようとするし。

かといってばんちゃはじうねに対して特別優しいわけでもなく、何でお互いがいないと生きられないのにそのせいで苦しまないといけないのか…。なむするでやりたくないばんちゃに対して契約書を見せびらかしながら薄ら笑い浮かべながら迫るじうね最悪すぎる。離れたくても離れられないエゴとエゴの共依存を90分見せつけられて具合悪くなりました。ありがとうございました。あ、なむする後タバコに火つけさせるのはやってなかった。

 

⑭11/30(土)夜 정지우 황휘 양찬영 (じうひ② やんぴ⑦)


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じうひ(ソウル)ペアマク!じうねの歌が上手すぎる。もちろんいつも上手いんだけど、いつも以上にwhyに深みを感じて、여전히~の溜めに語り手としての覚悟を感じて泣きそうだった(※なお信用はできません)。

ペアとしての路線は概ねいままでと同じ。ひちゃがちょっと大人になってたかも。しかし家族の話がNGなのは変わってないというかむしろ深刻化してるせいでキレ方が瞬間湯沸かし器。怒らせたら怖いというよりめんどくさい。やっぱり腐れ縁感が強いことを再確認。ひちゃ、じうねのこと好きではある(嫌いじゃない?)けど、なんか「お前じゃなきゃダメ」を感じなくて扱いが雑、しかしじうねは「自分じゃなきゃ嫌」タイプなので残念な結果に。と思いきや、なむする情事のときに暗闇のなかでひちゃがじうねの顔に手を添えて親指で唇をなぞっているのが見えて大混乱。この日以降寝ようとおもって目を閉じるとその光景が永遠フラッシュバックする現象に襲われるようになりました。病気?

じうね、リチャード全員に対して内面を理解しようとしないのは共通してるけど、ひちゃに対しては心の闇に気づいてはいるけどめんどくせーから無視しよ☆契約書にそんなこと書いてないし!みたいなある種の舐めプを感じて好きです。ひちゃも、異常に執着する憧れの"超人"はじうねの存在ありきなのはわかってるくせに雑な扱いするからやり返されても文句言えない。

 

⑮12/1(日)昼 정재환 장윤석 김동빈 (そくじぇ② きむぴ⑧)


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天使…!天使よ再び舞い降りてくれ…!って祈りながら見たそくじぇペアマク。らいぷるで降臨したのは堕天使でした。メロ男だったそくちゃはメロ要素が公演開始時の500分の1くらいに減少してモラハラ気質が100000倍になってた。あのそくちゃがついに公園バトルで契約書を破りました。でもこの日はほんとーーにカリスマが溢れに溢れ、スーパーユンソクタイムが5回くらい開催されてた(サペリアーとか)。この世の大体のものは手に入れられるのに家族からもネイスンからも無償の愛だけは受けたことがないそくちゃ、傲慢さと寂しさが同居しててカリスマがあるゆえにモラハラに納得感があるという異常事態。路線は1123とほぼ同じだったと思うけど、そくちゃが今まで以上に取扱注意人物になったせいでそくちゃに裏切られたときのじぇねの顔が悲しみよりちょっと怖い雰囲気があって、ああ…覚悟を決めたんだなって思った。1123がどうしようもないそくちゃへの救済だとしたら、この日は2人で一緒に地獄に落ちよう僕がいるから大丈夫だよ的なある種の恐怖を感じた。ちょっと怪文書すぎて何言ってるかわかりません、すみません。

 

⑯12/1(日)夜 박상혁 반정모 김동빈 (ひょくばん③きむぴ⑨)


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チョンマク!ひょくばん総集編!!すべてのディテールをやりつくした!!!本当にお互いがお互いのことを愛していて、だけどその愛はすごく傲慢で、2人だけの世界で燃え上がって消えてなくなったみたいな感じだった(?)ロマンティックファイアで2人並んで炎を見つめるときひょくねがばんちゃの手を大事そうにゆっくり包み込んでたんだけどその姿が本当に美しくて銅像建てて保存したい。なんというかひょくねの記憶のリプレイを見せられてる感じが強くて、自分より小さい手を大切に包み込む姿があまりに切なくて、だけどその手は二度と触れることができないんだな、それをひょくねはずーっと思い出してるんだなって思ったら泣きそうだった(パクサンヒョクは手がでかいで有名)。ひょくばん、恋愛的なラブラブももちろんあるけど友情としての結び付きもすごく強くて好き。ひょくね、way too farで大号泣してた。本当にひょくねは良い意味でも悪い意味でも目先のことに一生懸命で、一生一緒にいてくれやの気持ちだけで犯罪に加担するところにサイコパスみを感じる。でもなんかこの2人心の奥底までは開示してないから、いつかは終わりが来たんだろうなっていう危うさがあった。特にばんちゃ、人間ばんちゃの寂しさの部分をひょくねには隠しているようなところがあった。裏切ったという意味で引き金を引いたのはばんちゃだけど終わらせたのはひょくね。同棲始めたらうまくいかないタイプ。

マッコン挨拶で2人でおしくらまんじゅうして舞台から離れたくない~っていうのかわいすぎて本当に本当にありがとうございました。

 

~編集後記~

2024スリルミー、誰でみてもいつ見てもどのペアで見ても面白くて毎回新しい発見があって、本当は別の劇見る予定だったのに気付いたらスリル見てたり、本当は行く予定なかったのに気付いたら飛行機買ってたり、4週連続渡韓という未知の領域に踏み込んだりして財布は爆発したし体調も崩したけどオタク人生の中で一番といって良いくらい楽しかったです。毎週誰かしら劇場にいるので(異常すぎる)すぐ感想を共有できるのも本当に嬉しかった!俳優たちが作り出すスリルミーを理解したいあまり過去のインタビュー読み込んだり勉強放送何度も見返したりサイン会のレポ一晩中漁ったり……外国人なので見えないものを見ようとしているというのは否めないけど、すべての台詞と動きと役作りには意味があるんだなって思いました。こんなにもスリルミーのことだけを考えて集中したことないし、あまりにも幸せな時間すぎて反動で灰になりました。初期は演出の悪口書いてたけど盆が回ることなんてもうどうでもよくなるくらい俳優の演技が素晴らしくて、次再演したときに盆回らなくなってなむする演出変わってたら一回キレると思います。本当にありがとうございました。ぶちょんボーナスステージは気が向いたら書く。

241208 ランボー 랭보

怪文書再び

 

241208 ミュージカル ランボー 랭보

チョンマク!!


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ランボー:박준휘(ちゅにらん)

ベルレーヌ:김재범(ぼむポール)

ドゥラエ:신은호(うのドゥラエ)

 

241019のちゅにぼむうの回があまりにも神公演で絶対にまた同じキャストで見たいって思ってたら次がチョンマクでした。ダブケーこの世は非情。ランボー、見てる人自体は多いわりに感想が「曲がいい」か「はやんたるで寝た」くらいしか見ない気がする(そんなわけない)。なので世間的にランボーがどういう劇として捉えられているのかわかってない部分はあるけど、私が思う「ランボー」というミュージカルの完成形がちゅにぼむうのにはあった。新しい発見もあった。あと全員顔が好みで助かる。

 

<ぼむポール>

作画が美少女だった‼️全然おじさんじゃない‼️お兄さん‼️目に光‼️近所に住む憧れのお兄さん感がすごい‼️1曲面から美しい涙を流していた。ドゥラエにランボーが死んだって言われる前からその事実を知っていたかどうかはわからないけど、ランボーという存在を失った悲しみ、自責、苦しみ、恋しさ…複雑に絡み合った感情をのせて歌う姿が切ない。いきなり泣く(私が)。

前回みたジョンウォンランボーの時めちゃくちゃ健康体で出てきた記憶があって、いうて今回もわりと健やかだったからそういう路線なのかなと思ったけどそれともちょっと違う。大人ではあるけど心は弱くてランボーの存在を切実に求めてる。ちゃんと恋愛をしている(健康体の時はランボーの気持ちをわかっていながら意図的に避けているようなところがあった)。でもちゅにらんと絶対に誰が見ても両思いなのに、お互いに叶わない恋をしているように見える瞬間があった(?)

 

<ちゅにらん>

イケメンすぎた‼️顔がいいのとかわいいのはパク・チュンフィという俳優の標準装備で別に可愛い子ぶらずともかわいいのは当たり前で造形がイケメンとかそういう話じゃなく""男""を猛烈に感じた。はやんたる、口説いてるようにしか見えない。ぼむポールとは前述の通りすごくまっすぐな恋愛をしているように見えるけど、ちゅにらんは絶対に「詩」が前提にあるから好き。詩を通してポールを見つめ、詩を通して同じ言葉を話し、そして自分と同じ世界を見てくれる…そこに惹かれているんだなというのがわかる。惹かれるっていうか、詩集を初めて開いた瞬間からちゅにらんの世界にはぼむポールしかいない。出会うべきではなかったと言うけどそんなの無理じゃん?ちゅにぼむの恋愛模様は言葉を選ばずにいうといやらしさがない(はやんたるの一部を除く※)。

※はやんたる、急にスーパーBLタイムみたいなのが始まってびっくりしすぎて記憶が白飛びしているのでなんかよくわかんない、「くむこやはるしがん~」で手を重ねていた(??) M1からクソデカ感情のシャワーを浴びてずっと泣いてたのにそこだけスンってしてしまった。ちゅに、できないことがない。天才

 

<うのドゥラエ>

ドゥラエの立ち位置ってすごく微妙でランベルの関係性が深いほどモブと化すし、そうなるとニーナも「曲がいいな…」くらいの感想にしかならないし、どうしても友達を理解できなかった陰キャみたいになりがち←今までのドゥラエに対する所感

うのドゥラエ、なにがそんなに良いのかと言われると難しいけど本当にハマり役で、優しくてまっすぐでひたむきで、「君が幸せであればいい」という言葉がなんの嫌味もなく響く。なんかランボーにポールの詩集を薦めた時点で、詩人としてのランボーの感性は理解できなくても人間ランボーのことは誰よりも理解しているよね…という解釈がしっくりくる。冒頭「れんぼーが……ちゅごっそよ」の間の取り方でちゅにらんに対する思いの強さをひしひしと感じて初っぱなから泣いた。ポールに対してそりゃ怒ってはいるし恨んでもいるけど、ポールがどれだけランボーにとって特別な存在だったか、自分がその存在になれなかったからこそよくわかってる。ニーナで感極まりすぎて歌えないくらい言葉に詰まっている姿、忘れられない。出世してほしい。

 

~ケミ厨の遺言~

・ちゅにぼむ

何度も言うけど「詩」が前提にあって恋愛してる空気感がすごい良い。ぼむポールは精神は大人だけどランボーがもたらす新鮮な世界にトキメキを隠さないし、ちゅにらんは同伴者としてぼむポールを引っ張っていくように見えるけどぼむポールに対して(うのくんに対してもだけど)カッコつけようとしてて思春期の男子高校生みたいでかわいい。ドヤ顔でなんか語ろうとする前、ポケットに手突っ込んで首斜めに傾けてスゥゥゥッて息すうのかわいすぎ。いきなり場面飛ぶけどブリュッセルに来てくれって言われてポールに再会する前、リボンとシャツを整えてから会いに行く姿がはちゃめちゃに切なくて泣いてしまった。一度自分を捨てた人に会うのに、弱くてカッコよくない姿は見せたくないんだなって…。

あるすおぷすらの後砂浜でお互いに詩を書き合うシーンで木の枝をポールに渡すとき、本当に差し出すだけなのもちゅにらんの強さを感じると同時に詩人ぼむポールに対する信用の証みたいに見えた(ジョンウォンランボーはポールの手を取って握らせるところまでやってたから)。ちゅにらん、詩を書くとき砂浜ノールックでぼむポール"''だけ''"を見つめていてエモい。そのあとの砂浜キスも、それ寝たことの暗喩でしょみたいな長さでもなくリップ音立てるわけでもなく、本当に純粋に詩(とそれを書いたぼむポール)に対する敬意を表してるみたいで美しかった。いやてかなんでその路線なのにはやんたるはスーパーBLタ以下略

ちゅにらんとぼむポール、似ているようで似ていないんだなと思う。エネルギーに溢れて魅力的で強い反面孤独で脆いちゅにらんと、弱くて人生に絶望しているところはあるけど優しくてちゅにらんにたくさんのものを与えてくれるぼむポール。状況が悪くなるに従ってぼむポールがどんどん大人になっていくのにちゅにらんはどんどん目がキマっていく。あかん。悪くなっていく状況でさえもちゅにらんにとっては書く活力になるけど、ぼむポールはそこが決定的にわかりあえない。パリが恋しくなったんだろ!って言われたときの悲しそうなぼむポールの表情切ない。

二人を繋ぐものは詩でありお互いの才能だったけど、それはきっかけにすぎなくてやっぱりちゃんと恋愛関係で、ぼむポールのちゅにらんに対する愛情は途方もないものだったんだと感じた。ちょろくrepの「どうしてこんなに素朴で単純な単語でこんな詩が書けるんだろう」って台詞、嵐が過ぎ去ったあとの晴れ間のような、ほんとにしょうがない人だな~(ニコニコ)みたいな場面だと解釈してたのに、ちゅにれんは現在進行形で苦しんでいるし後悔しているみたいに泣いてて初見びっくりした。なんで今さら!!!(お互いに)って思っちゃうけど、離れていても時間が経ってもお互いを思う気持ちだけはぶれないんだな。これフォロワーと話したことですけど、ちゅにらん、ちょろくrepの最後の最後では幸せそうなスッキリした顔を見せはするけど、本当の最期の瞬間はきっとあんまり幸せではなかったんじゃないかな。それでも歩みを止めないポールを想い、苦痛のなか"永遠"にたどり着き息絶えたんだなって…松葉杖を投げ捨てて這いつくばってよじのぼって空に手を伸ばす物凄い気迫をみて思った。まじでなるいえへ?!からの命を懸けたちゅにらんの生き様にあてられて、あのシーン別に泣くところじゃないのに涙腺ぶっ壊れて大変だった。

 

・ぼむうの、ちゅにうの

ぼむうのは作画が同じ。纏っている雰囲気も似てる。なんかランボー亡き後、適度な距離感を保ちつつ仲良くできそうだなって思う。アフリカでランボーの最後の詩を探すとき、ぼむポールが日記を読み上げながらも一生懸命後ろで穴掘ってるんだけど「結局この世界は地獄だ」という言葉を聞いた瞬間動きがピタッと止まって、それがランボーの最後の詩だということにドゥラエも気づいたんだと思ってる。でもこれがランボーの詩であることをすぐ理解したのはやっぱりポールなんだよね…切ない。

そのあと、アフリカまでやってきた理由について「自分も特別な存在になれるかもしれないと思った」って告白するとき、明確にポールのことを指してたのがすごく新しいなって思った!「何がしたいか考えたけど…わからなかった」ってはにかんでいたドゥラエが、ランボーにとって"ポールのような"特別な存在になりたかったって。ドゥラエ→ポールに対して、恨みや怒り以外の感情を表すこともあるんだなという発見。でも最後、もう行きましょうってポールに手を指し伸ばす姿がとても優しくて、握る手の力強さにほんの少しちゅにらんの面影があった気がする。詩人ランボーの特別な存在にはなれなかったかもしれないけど、うのドゥラエの木漏れ日のような優しさはずーっとちゅにらんを包んでいたんだなと思ったし、愛され方を知らないちゅにらんにはそれがどんなに尊いことか理解できなかったかもしれないけど、ちゅにうのの作り出す"幸せだった"時間の記憶には嘘も偽りもなくて、もうオタクは目を閉じて拝むことしかできない。

 

なんで映像残ってないの?スリルも含めてYes24 Stageまるごと流出するべき。

 

おわり。

韓国スリルミーマッコンに間に合うためには

※公演の話は一切ありません、東京から大学路に19時までに行かないといけない事態が発生した場合にご活用ください

12/1にマッコンを迎えた2024韓国スリルミー、あまりの楽しさに行く予定がなかったのにやっぱりマッコン週末参戦を決めたオタク。しかし土曜日の朝にどうしても外せない用事があるため、そのあと韓国に飛んで大学路に19:00前に到着しなければいけない…果たして間に合うのか??

※11/30(土)19:00開演のセミマクに間に合うかどうかの話をしています。この回の俳優が見れないと意味ないので…。あと私は基本成田利用です。

※12/3一部追記しました

 

 

☆間に合いました☆

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・当初の予定

なんか当然間に合うと思ってたんですよね。7時に大学路でしょ、5時に空港出れば間に合うはず!このノリで16:25着の飛行機を1週間前に手配する。バカの算数?

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普通はこの時点で気付かないといけない、これで19時大学路到着は非現実的すぎると。T2からソウル駅は空港鉄道の一般列車で66分、ソウル駅4号線の乗り換えは全力で走っても5分はかかるし、ソウル駅から恵化までも10分以上電車に乗らないといけない、地下鉄が山手線ばりにバンバン来るわけじゃないことを考えたらどんなに低く見積もっても1時間半はかかるわけで、30分以上遅延かイミグレで時間を取られたら間に合わない。←これに前日に気付く

そして問題はソウル大雪の影響によるダイヤ混乱がまだ残っていそうなこと。思い返せばジンエアーは遅延が多い気がするし、さらに前日の同便は朝の時点で13:50発が17時台まで遅延が決定していたのを見ていたので仕事中に猛烈な不安におそわれ始める。片道38,000円※払って1公演でも見逃すなんてあってはならないので別の方法を探すことに。

※直前に取ったらこの値段しかなかった(それは自分のせい)

 

プラン①早い時間の飛行機に変える

成田→仁川便は前述の大雪での欠航の影響で軒並み完売、あっても片道7万円以上だったので却下。

そもそも新宿まで1時間、成田まで2時間以上かかる場所で用事があったので、どんなに急いでも成田につくのは12時前、となると変更できても13時前後の便なので選択肢がこれくらいしかない。

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ジンエアーの1本前の飛行機が13:00発だったのでこっちに変えられればよかったですが、当然完売で断念。

 

プラン②羽田空港利用

金浦着で間に合いそうなのは12:05発のアシアナと12:25発の大韓航空のみ、仁川着は昼間飛んでない。もうビジネスクラスしか残ってなかったので却下。

 

プラン③清州空港利用

地方経由はさすがに無理かと思っていたけど、仁川→ソウルと清州→ソウルの所要時間が大して変わらないことを思い出す。

成田→清州
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清州空港→オソン駅

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オソン駅→ソウル駅

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清州空港から五松駅まではバスで約40分、10分間隔くらいで出てるので4時過ぎのバスに乗れればギリ間に合うし(最悪タクシーでも大した金額にはならない)、なにより清州空港だったら飛行機が飛びさえすれば着陸後は爆速入国できる…もろたで工藤!

→飛行機とktxを手配した瞬間2時間の遅延が決定し断念

まあエアロkはウェブチェックインできないので12時前に成田にいないといけないし、そうなるとこっちの方が無理だったかもしれない。

 

プラン④セントレア利用

結果採用されたのはこちら。片道25,000円+新幹線1万円


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用事を済ませて新幹線利用でセントレアまで3時間、ウェブチェックインができるので最悪は最終のご案内までに搭乗ゲートにいれば大丈夫(?)。乗換検索すると新幹線の名古屋駅から名鉄名古屋駅までの乗換が徒歩17分で出てくるけど、名古屋駅何となく知ってるから走って1本前の電車に乗れそうではある……もろたで工藤!そしてなにより、つい先日羽田利用で出発40分前に"駅に"着いたフォロワーの話を思い出して元気になる。

結果、若干出発遅延しましたが成田便よりも所要時間がそもそも30分くらい短いし、飛行機が少ない時間帯なのかイミグレ誰もいなかったので爆速入国に成功。18時には東大門につくという大余裕っぷり。

ちなみに乗る予定だった成田発のジンエアーは結局遅延してたので、今回は本当に大成功でした!
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結論:困ったときは地方利用

※財布が許すなら無難に羽田金浦便を利用しましょう

 

ちなみにですがジンエアーを信じて当初手配していた飛行機に乗る可能性も残していました。昼間の便は基本的にソウル(じゃない場合もあるけど)からの運行便の折り返しなので、その来る飛行機が定刻で飛んでいることが大前提で、13時台の成田発だったら10時台にはソウルを出発しているはず、もし機材遅れがあれば9時くらいには情報が出ているはず…みたいな。ボーディングと離陸が定刻かどうかは各空港のサイトから確認できるので起床した瞬間からずっとかぶりついてました。

やっぱり雪の影響なのか仁川発の便が軒並み離陸遅延していたのでさっさと諦めてセントレアに向かいましたが、とはいえセントレア便も遅延したら同じことなんで博打であることには変わりません、しかも成田と中部って方面真逆だから10時にはどっちに行くか決めないといけなかったので、もう完全に運です。今回はラッキーでした☆

スリルミー楽しすぎて、いくらかかったか計算したくないけど悔いはない!!!!

 

おわり。

 

過去の限界渡韓を振り返る会

※5年前くらいの下書き供養(途中で終わる)

 

まず私は

・羽田or成田利用

・昼間は都内にいる

・大学路中心

・特定の推しがいる(できるだけ退勤までいたい)

・どこでも寝れる

こんな感じのオタクです。

それでは行ってみよう!


①週末利用2泊3日 

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時間の余裕度 ★★★★★

全体的な充実度 ★★★★☆

利用時期:5月

良かったところ:観劇だけじゃなくて買い物する時間もたくさん取れた。アシアナの飛行機が昼間の便にしては安く買えた。

イマイチだったところ:ホテルが古かった。そして周りに何もなくて不便だった。

思い出:土曜ソワレの開演時間を間違えてカテコしか見れなかった。

 

②週末利用1泊3日(現地2日)

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コスパ ★★★★☆

限界度 ★☆☆☆☆

利用時期:9月

良かったところ:深夜便とはいえ大韓航空新羅ステイで2万円代の超破格だった。ホテルが超綺麗でアメニティも揃っていた上にソウル駅まで徒歩圏内だった。

イマイチだったところ:羽田空港で2時のフライト時間まで過ごすのが辛かった。眠い。

教訓:JTBはごくたまに破格のツアーを出すので羽田利用のときは要チェック(ただしホテルの当たり外れがでかい)。大韓航空は深夜便でも機内食が出る。

 

③平日1泊2日

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時間の余裕度 ★★☆☆☆

コスパ★☆☆☆☆

行った時期:6月

良かったところ:2日目はチェックアウトギリギリまで寝てられるし普通にソウル観光ができて楽しかった。推しがかっこよかった。

イマイチだったところ:チェジュ航空は成田第3ターミナルなので行くのが面倒くさい。滑走路混雑でなかなか離陸できなくて到着が1時間以上遅れた。1公演しか見れなかった。

思い出:推しプレを部屋に忘れて終演後ダッシュで取りに戻った。

 

大邱入り1泊2日

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移動の面倒度 ★★★★☆

大邱駅の楽しさ ★★★★☆

行った時期:8月上旬

良かったところ:大邱空港はコンパクトだし仁川とかに比べたら格段に空いてるのですぐ外に出られる。東大邱駅で買ったクリームあんパンが美味しかった。日曜日の朝からバイトに行けた。

イマイチだったところ:1日の半分が移動時間で疲れる(自宅→東京駅→成田→大邱→ソウル)。金曜ソワレがギリギリだった。ソウル駅KTX降り場から4号線の乗換は死ぬほど遠い。ピーチ22:40発に乗るには土曜ソワレ大学路18時公演じゃないと間に合わない。羽田に着いても終電がない。

総評:ハイシーズンは東京→ソウルがバカ高いので大邱入りは全然あり。KTX料金含めてもソウル便より安い。疲れるけど旅感があって楽しい。たまたま見たかった作品が土曜18時公演だったので良かったけど、そうじゃなければ昼公演だけ見て早い飛行機で帰ってもいいかも

 

⑤週末利用2泊

金曜夜成田発→仁川着 雲西泊

土 マチソワ→日曜早朝 仁川便

限界度 ★★☆☆☆

行った時期:9月

良かったところ:雲西(仁川空港の近くの街)のホテルが綺麗だし安いし日本語通じるし敷地にコンビニあるしウェルカムドリンクまでついてきて最高だった。帰国が昼前なので午後からバイトに行けた。推しがかっこよかった。ウェブチェックインが出来て預け荷物もなかったので搭乗口近くの充電できるベンチで寝れた。

イマイチだったところ:7年ぶりだかにソウルに台風が直撃して空港鉄道が停電で止まって仁川からソウルまで4時間かかった。そのせいで土曜昼公演が見れなかった。仁川空港のスパオンエアが夜あんなに混むと知らず風呂に入れなかった。

教訓:台風の時期は行き帰りの航空会社を別にしない(行かないという選択肢が消滅するから)。

 

⑥水曜日弾丸(現地1日)

火曜夜羽田移動→✈️仁川水曜早朝着

水曜マチネ→✈️水曜夜仁川発

限界度 ★★★☆☆

peach弾丸は何度も使ってるので総評で!

良いところ:火曜日も木曜日も通常の生活ができる。航空券が高い時期に往復9,800円で料金変動がないのはありがたい。仁川空港に余裕を持って着ける。

イマイチなところ:1公演しか見れない。そもそも水曜マチネをやる公演が限定的(ほぼネオ)。航空券が安い時期は行き帰り別々に取った方が安いときもある。

 

⑦水木0泊2日(?)

火曜夜羽田移動→✈️仁川水曜早朝着

水曜マチソワ→夜行バスで大邱→✈️大邱木曜早朝発

限界度 ★★★★★

オタ活としての充実度 ★★★★★

利用時期:11月

良かったところ:推しの出演回マチソワして退勤まで行けた。宿泊なしなので荷物が少なくて済む。帰国便の到着が朝イチだからか空港がめちゃくちゃ空いていてスムーズに出れた。夜行バスが快適すぎた。飛行機代が安い。

イマイチだったところ:二晩まともに寝られない。木曜日は朝からの予定が入れられない。大邱は24時間空港じゃないので朝早く行き過ぎると外で待つ羽目になる。疲れる。

補足:この時は木曜日の10時半までに大学(都内)に行かないといけなかったけど、どうしても推しが見たい気持ちを抑えきれなかったのでやむなくこのスケジュールになった。でもソワレ+退勤までいられる上に夜行バスで足伸ばして寝られるので、peach使って帰国して羽田のタリーズで過ごすよりは体に良いかもしれない。仁川→成田am5:00発のチェジュ航空便ができる前まではこれが1番早く木曜日に東京に戻れるルートだった(多分)。

韓国スリルミー 2024/10/6 昼

 

2024/10/6 14:00

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私: パク・サンヒョク

彼: ファンフィ

 

今季唯一の再登板ペア!2022シーズンも同じペア見てたので楽しみにしてました!

結論からいうと、前日のじぇネばんチャペアに抉られすぎたのと、正直あんまり二人の関係性そのものには深みを感じられなくて、、、、どっちかというと個が際立つ面白ペアだったのでそのへんをダイジェストでお送りします。

 

【さんひょく私(以下ひょくネ)】

~自己主張の塊~

・vs審議官「うぉなぬんげもんにっか!!!」いきなり強気で草

・契約書「じゃあ弟にたのむよ💢💢」←早歩き

・公園バトル 「眼鏡は返してもらえたのk」「あに??!!」食い気味

拘置所「証拠はお前の眼鏡だけだ」「あに??!!」ここでそんなデカイ声出すことある?

・護送車 「の くごあら?あの弁護士、俺がなりたかった弁護士だ」「………。の くごあら?マスコミが落ち着いたら僕たち同じ部屋で過ごすことになる」シンプルに無視してて草 (※最初から「知らなかった」の台詞はカットされていますが、ひょくネ本当にドシカトしてるんで、もう面白さすらある)

 

~メガネはわざと落としたんだよ~

・脅迫状、ポケットを探るでもなくいきなり「眼鏡がない!!!」

・「ああ…チグムカジワンビョッケ(棒)(急に早口)」

・ラジオのニュース聞いて、ちょっと笑ってから彼に電話

・「うりらご?の!」「むぉ?!?!💢💢💢」←ふぃちゃ終了のお知らせ

 

強気ですぐ怒るけどそれ以外はほんとに可愛い。

 

【ふぁんふぃリチャード(以下ふぃちゃ)】

・相変わらずIQ80、天然マイペースなアダルトチルドレン

・ぼーっと鳥なんかみて😃👋(おててハーイ) →これ、放火後に彼の部屋にきたひょくねが同じことやってた(でも別に何も気にしないふぃちゃ、笑)

・契約書でナイフ背中に隠してルンルン

・血のサイン ネ「なんで?💢」「ねが?くろっけ?まれすにっか☆」なんかこう、いちいち突っかかってくるひょくねに対する切り返しがテキトーなんですよね、気分屋なとこある

・表題曲冒頭「の あむろっちどあな?!!」「おん😃鞄よこせ」←即答

・計画で殺人嫌がるひょくねに対して「ちゃぎゃあ~、ちゃぎゃどあるじゃな~?おん?」で顔を覗き込む。これ大好き。無意識に愛嬌振り撒いちゃうタイプ

・way too far (凶器準備)、めっちゃシミュレーションする。バールのようなものを振り回す。

・公園 ネ「君のいう通りにしたよ!」「あに!あに…あに?!しなかった!」ここでアニアニアニを使うリチャ、いまのところふぃちゃだけなので気に入ってる。①あに(反射)、②あに(考える)、③あに(お前のせいだ!)的な、三段論法?

 

 

【感想】

アホふぃちゃと(なぜか)それに真っ向から挑む全力ひょくね。両想いではあると思うんですけどね、ふぃちゃ表題曲もあんまり嫌がらないし(ばんちゃ比)。ただひょくねの愛がデカすぎて、でもふぃちゃテキトーだからその全力投球の愛をのらりくらりとかわしてる感じがしました。ひょくねだけが拗らせていった結果…bad end☆

でも公園バトルシーンは本当にひどかった。じぇねは契約書を実際に取り出して訴えるんだけど、ひょくねは取り出さずに契約書は!?って聞くんですよ。そしたらふぃちゃはひょくねの胸ポケットから契約書出して、一読して、クソッみたいな顔をした後ひょくねの顔の前でゆっくり真っ二つに破いてポイ、からの大爆笑。人の心ないんか?

ふぃちゃ、弟嫌いでなんとなく寂しそうな雰囲気は感じるけど、それを超えるアダルトチルドレン仕草がすごい。サペリアーでも興奮してるより楽しんでるし。ひょくねの手に負えてない。

 

結論: 幼なじみのケンカップルなんだと思う 

 

韓国スリルミー 2024/10/05 夜

※ネタバレあります※

メモです。ほとんど怪文書です。

2024/10/5 19:00
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私:チョン・ジェファン

彼:パン・ジョンモ

 

一言感想 :ド鬱レジェンド回

 

【ジェファンネイスン(以下じぇネ)】

・登場から纏う空気が激重。手組んで階段上ってきて、審議官のシーンはしっかり54歳

・審議官の「どんな犯罪にも動機があるはずだ」でハァァァとため息、何もわかってないと言わんばかり

・へこん(※9/30のスリルミーチームのライブ配信)で、じぇネの彼に対する愛は母性愛のような、庇護欲からくるものだと言っていたので(補足:ファンフィ俳優がスリルミーにおける愛とは世間一般でいう愛とはまた違うものだという発言をしていて、それを踏まえた意見だとは思われるけどシンプルに怖い)、そういう路線なのかと思って見てたんですけどそれもなんか違う…?おかん系といわれると私の中では2018の松下私が思い浮かぶけど、松下私が面倒見のいいしっかりもののおかんだとしたら、じぇネは毒親

・頭がめっちゃいい、そしてそのリソースをすべてを彼の行動を読むことに使ってる。だからなのか自分の想定外の行動をリチャがしたとき(血のサインとか)は怒るし嫌がる。計画で子供殺そうって言われたときの「誘拐だけにしよう!誘拐だけ…!」の必死さがすごい

・前回よりだいぶ感情大爆発になってて面白かった。表題曲ではブチ切れすぎて鞄をぶん投げ、彼を壁に向かってどつき回し(震度2)、本当に殴りかかりそうな勢いでメチャ怖だった。跪いてお願いするのも不服そうだったし。うなだれるんじゃなくて跪きながらもしっかり彼のこと見てた。気が強い。

・眼鏡おとしたのはわざとっぽい。脅迫状で彼が見てないときにポケットを上から触ってメガネないことを確認してる

・リチャ:うりらご?の! ネ:の?←超絶低音

・keep your deal with meで、ばんチャにキスされて一瞬首に手を回そうとして、でもやっぱり突き放すっていう流れがめっちゃ切なかった。そのあとの모두 할게 자기야 (全部してあげるよチャギヤ)で全部歌えないくらい泣いてて、なんかこういうところが支配欲とか執着ではないんだな~と実感

・アフレイドで彼の言葉を聞きながら泣くのびっくり。彼の本心に触れてもしかしたら最後まで悩んでたのかもしれない?

 

【じょんもリチャード(以下ばんチャ)】

・猫

・登場から顔が怖い。孤独を背負ってる

・Everybody wants Richardのとき、火あるか?って聞く前から手を差し出しててじぇネがもってるの当然~って感じ(でもばんチャがタバコ出した瞬間からじぇネはマッチ準備してたし、中身入ってることも確認してたのでじぇネの勝ち)

全然じぇネの主張聞いてなくて、背中向けたままタバコの火をじーっと見つめて、放火を思い付いたときニヤーって笑ったのが怖すぎた。

・機嫌がいいとき(=じぇネが言うこときくとき)はスリスリ寄っていってさりげなく手握ったりするところがまじで猫

・計画の 弟殺せばもっと大きい部屋が使える~のときにバルコニーの手すりに両腕広げてのびーってしてたのがまじで猫

・表題曲ずっと嫌そう、そんな汚いものを見るような目でじぇねを見ないでください

・×弟が嫌い ○愛に飢えている

ロードスターがへたくそすぎる、愛想の欠片もなく社不具合が窺える

・じぇネにキレられたら同じくらいの声量でキレ返すので激しすぎてセット破壊しないか心配してたけど、公園喧嘩では最初のしーばるはめっちゃ静かに言ってそこからだんだん収集つかなくなるくらい怒り散らかしていたのがメチャクチャ怖かった。じぇネが取り出した契約書を奪ってグチャグチャに丸めて足で踏みつけた上に、焦って止めようとするじぇネに触られた靴をパンパンはたいてから退場するというド畜生ぶり。でもなんか怒りに任せてやったっていうより、じぇネのメンタルを抉るやり方を熟知しているようなヤバさ

拘置所でじぇネに司法取引と証拠が全部あるって話されたとき、まさかのヒャッハーしながら大拍手。頭いいからすぐ状況判断して謝るんだけどなんか全然謝ってない気がするwwwと思いきや、keep your deal with meの「どうか俺を捨てるな」ってところだけはすごい切実で、プライドがぼろぼろ剥がれ落ちる感じがして印象的だった。

 

【感想と考察 怪文書

最高に!!!面白かった!!!!!!

へこんでジェファンさんから出た「母性愛」「庇護欲」という言葉、初めて聞いたときは何それ怖~って流してたけど、見ながらも終演後もずーーっと考える羽目になってしまった……。

まず、前回じぇねを見たときにもそうだけどこんな彼のどこが好きなの?頭いいのになんでこの彼を選ぶの?って思ったんですよね。でもそういうネイスンは今までにもいたし、その度に自分なりに彼の良さを見出だせないとなんかしっくりこないなって思って、まあ顔かな?みたいな雑な解釈に着地させるしかなくて。あと彼のどこが好きなの?って思うペアって結局「やめときなよそんな人~」って周りに言われるような人を好き(=理解できる)な自分に酔ってしまってる部分があると思っていて、じぇネについてもそういうのがあるにはあると思う。でもなんか本質は違う気がする。

色んなことを考えに考えた末、じぇふあんさんの言う「母性愛」を私なりに解釈すると、本人も言ってたけど決して支配欲や所有欲(=リチャの考えに反していても自分の思い通りにさせたり屈服させる)ではなく、例えば自分の子供に可愛い服を着せてあげたら可愛いポーズで笑ってほしい、お散歩に行ったら手を握って歩いてほしい、いつまでもママ~って近寄ってきてほしいみたいな、親のエゴではあるけど意志決定は子供側にあるというか、「自分が思った通りに(それ以上に)自分を満たしてくれることを望む」ことなんじゃないかと思いました。

これって「期待」がおかしな方向に暴走しちゃってるんだと思います。放火を手伝ったから、契約書を交わしたから、自分の方が正しいから、自分は彼を理解しているから、彼にとっても自分は特別な存在に違いないから、だから当然自分を満たしてくれることを期待してる。でも、まだ小さなこどもだったら無意識のうちにそういう行動をしてくれるかもしれないけど、相手は成人男性(ばんちゃの場合はこっちも頭いいから厄介)なんで、まあそう一筋縄で行くわけはないんですよね。だからこそじぇネは彼のことを誰よりも考え、行動を読み、彼の理解者のように振る舞い、そして彼がしたいことに付き合ったんじゃないかな…そうやってリチャが自分の想定する範囲内で動いてくれれば、必ず見返りがあると信じて。

唐突な自分語りで恐縮なんですが最近まあまあ長く付き合っていた人と別れました。なんかこの勝手に期待してそれが裏切られても自分の方が正しいと思って相手を責めたり、過度なギブアンドテイクを求めてしまうところ、私自身がそうだったからめちゃくちゃ理解できてしまう。まあこんなしょうもない私の色恋と一緒にされるじぇねには申し訳ない話だというのは百も承知なんですけど、スリルミーという作品で共感できるところがあることにびっくりだし、こんなに終演後にしんどくなることもないよ…。

じぇねはそういう期待を実現するために行動してるんだと思ったら、way too farの歌詞が超絶身に染みるというか、本当に一生懸命彼に愛情(らしき何か)を注いでいたら、知らない間に遠くまで来てしまった感がすごい。「何が間違っていたのか」って歌詞も、まあ普通に全部最初から間違ってるんだけどじぇねの中ではすべて正しいんだと思う。自分の教育方針 愛情の示し方に自信があるから、外から閉ざされた鳥かごの中でリチャと二人の世界を作ることが理想だと信じて疑ってないし、そういうことしたらリチャの心は離れてしまうっていう発想がなさそう。モラハラだ!

 

一方のばんちゃ、一見すると冷たくて怖くて機嫌がいいときだけ私に寄ってくるような掴み所のないリチャードなんだけど、すごく愛に飢えてる感じがするんですよね。再会シーンでじぇねに「君の弟に聞いた」と言われたときの反応も弟にムカついているというより「弟」ってワードを出されたことに苛ついているような悲しんでいるような感じだし、計画でネイスンにお金は必要ないって言われたときも「お前は!!!!…必要ないだろ」って呆れたように怒ってて、ここでこんなキレるリチャいるんだという発見。あと脅迫状の俺が誘拐されたら~のくだりも、ネイスンに「当然身代金を払うよ」って言われたときに喜ぶのは3リチャ共通なんだけど、「お父さんがお金持ちだから」って言われたときの引きつった顔、かなしい。

最悪なのがこの寂しさを心の奥底に秘めたばんちゃとじぇねの歪んだ「母性愛」はある一定のラインまではバランスよく成り立つところだなと。ばんちゃからしたら、やりたいことに付き合ってくれて寂しさを埋めてくれるし、そういうときはじぇねにも優しいからじぇねは自分の求める理想を満たしてくれて満足なのかと。でも表題曲のじぇねのブチギレ具合とばんちゃの嫌がり具合をみたら、もうまったくもってお互い歩み寄って理解しようとかわかり合おうとかいう意気込みを感じない、対等になったとしても共同作業ができないタイプ。

でもばんちゃもばんちゃで頭がよすぎてヤバイ人間であることには間違いなくて(これがフィチャだとアホが出てるから単にボコられてるように見えたのかもしれない)、じぇネに反発されるとあからさまに機嫌が悪くなるあたり従順であることを求めてる。まじでホラーだったのがネタバラシのときで、ばんちゃはじぇネの「난 우월한 인간이야」を聞いて笑うんですよ、最後の最後までじぇねが従順であることを信じているんだと思う。でもじぇねからしたらそれは自分の正しさ認めさせるためのフィナーレだから、あに…あに…あに?も、今君を脅迫してるんだよ?も、本当に嬉しそうに言うの。恍惚としたっていう表現が似合うくらいの恐ろしい笑顔で、もはや感動したよね。おめでとう、じぇね。

でも当然そんなことしてもばんちゃの心は手に入らないし、理想の鳥かごユートピアを作ることもできなかったわけで。すごい印象的だったのが「自由…自由?」の台詞で、特に嬉しそうでも困惑してるわけでもなくて虚ろに繰り返すだけだったんですよ。最後に彼が戻ってきたときも、そんなに嬉しそうな表情をするわけでもなく。多分じぇねには自由なんてそもそも必要がなくて、ばんちゃがいなくなったあとも、じぇねは一人きりで鳥かごに閉じ籠っていたんだなと。

最初から最後までどこにも何にも救いがなくて、だけど抑圧や不可解さも感じない、不思議な納得感のある公演でした。まっっじで面白かった、記憶消してもう一回みたい。おわり。

 

 

~どこに書けばいいかわからないので供養~

Nothing like fireでばんちゃ「좀 더 기분좋게 부탁해봐(もっと気分よくお願いしてみろ)※」って言いながらネクタイ緩めてて客席で爆発するかと思った

※日本版の「ちゃんとお願いするんだ」って台詞

 

フォロワーさんに報告したらお前の方がやる気あるんかいって言われて草

2024韓国スリルミー Creative Q&A ②音楽・舞台その他

①と同様、変なところ以外は翻訳機そのままです。

原文はこちら

 

 

<音楽>

Q. 以前と違って音楽的テンポや表現が変わった部分があるようです。今シーズンの練習で最も大きく変化した部分があるとしたら何ですか?

A. 以前のシーズンやテンポや表現部分で特に変わったことはありませんが、今シーズン出演する俳優たちとピアニストたちとのコラボレーションを通じて台本と音楽の関係性に集中し、作品での音楽の流れを舞台の上によく盛り上げようと努力しました。

 

<舞台>

Q. 舞台中央に2階回転舞台を作った理由と傾斜舞台である理由、そして円筒形壁面が持つ意味が気になります。

A. 傾斜舞台の理由は劇場空間すなわち舞台と客席の構造(距離、高さ)を勘案して観客のより安定した視野確保のための理由です。

舞台中央の回転壁とそこのピアノを通じて劇中人物たちの不安な内面心理、外部的環境、社会的緊張感などを劇全般に溶けこませようとする意図です。また、人と人、人と社会の多様な「境界」を示す装置でもあります。公演をご覧の観客の方々は、様々な形の観点でご覧ください。

 

<小道具>

Q. 「彼」の部屋で登場する彫像はニーチェですか?どういう意味ですか?

A. ニーチェの彫像は、舞台に深みのある新しい空間を作り、「彼」の性格と好みを反映した具体的な場所を観客が想像するよう意図した室内装飾の一部です。 「彼」が読む本『ツァラトゥストラはこう語った』とともに、超人論を誤解釈し、愛情と共謀を交換価値にして契約書の名分で犯罪を犯す二人の主人公に内在した(誤って理解した)ニーチェを直接的に視覚化したオブジェでもあります。

 

Q. 「私」の部屋にある鳥の剥製の意味は何ですか?

A. 「私」の性格は、鳥の名前、収集場所と収集日を記したタグを付けて配列した色の小さな鳥たちのリアルな形状を通じて明らかになります。これは、大理石の壁の装飾に取り付けられた鳥類学のポスターと一緒に、照明が設定する空間フレーミングの中で観客が裕福な家の中を想像するのを補完するイメージの一部です。

 

Q. 「戻れない道(Way too far)」で犯罪道具を示していた理由はありますか?

A.この作品では、小道具はステージ構造・装置の物理的な移行と密接に関係しています。小物デザイナーとして与えられた転換版に場所のコアオブジェを設置し、俳優がその一部を活用して必ず必要な演技ができるように演出に提案したことがあります。 「戻れない道」ナンバーの場所は「彼」の車庫です。チェーン、書類など各種のものの中で特に鉄パイプは「彼」が選んで見てバッグに入れる演技の小物として機能し、時間の経過とともに他の場所に移され、各シーンの感情をつなぎます。

 

<照明>

Q. フォトフレームの正方形のフレームライトを使うようになった理由が気になります。Life plus 99 yearsで「私」が移動して一緒についてくる四角い白い照明は監房を意味するのでしょうか?

A.創作の最初の段階の演出と照明デザインコンセプトの会議中に、窓枠内の人物の人生を眺めるという話がありました。初めての公園シーンでの四角形が「私」という人物の記憶の中にある「彼」の爽やかな姿を表現するなら、最後に「私」に向けられる四角形では、「彼」との関係の中で「私」という人物の本心が最も鋭く現れる、作品を貫く最も悲しい姿をはっきりと見せたいと思いました。

 

Q. Roadsterで子供を表現する縦照明ではなく、その照明にすれ違う横照明が意味するのが、子供の目の高さなのか、自動車のヘッドライトなのか気になります。

A. Roadsterから登場する黄色の水平線は、子供の視線を意味するのがデザイン意図です。初公演の時は横ラインだけ存在したがうまく伝わらないという意見が多く、縦ラインが追加されました。

 

Q. 照明の活用度が多様になりましたが、最も気をつかった部分は何ですか?

A. 作品を通しての最大の照明コンセプトは、「私」の記憶で進行される2人の人物の叙事詩で明らかになる「操縦」という行為の優劣を表現することでした。そのコンセプトをぼやけ具合と明るさ、正面ライトとサイドライト、意図した暗さと誇張された明るさで表現しようとしました。

 

Q. しばしば、2人の回想シーンから照らされる緑色の照明の意味が気になります。

A. 初期段階での議論中に作品を支配するカラーを決めたかったです。その結果、使用されたマイナスグリーントーンのカラーで人物に映し出されたときに欲望が満たされない「空虚さ」を表現することを意図しています。フロントライトよりもサイドライトをより積極的に使用したのも、そのような意図の一部でした。

 

<音響>

Q. 音響で一番気をつかったナンバーと理由が気になります!

A. ミュージカルは Overture からカーテンコールまで劇を通す1つの流れを持っていなければならず、有機的な関連性を持っているため、特別一曲だけに気を使わないものです。よって、時にはいくら楽しいナンバーでも、次につながるドラマの流れのために大袈裟に表現をしない場合も多いです。特に「スリルミー」のナンバーは音符一つ一つにすべて意味があり、流れに占めている重さが大きく、劇全体を一つのナンバーだと考えています。

 

Q. 「狂ったように走ってきた(※I'm trying to think前のシーン)」の セリフ直前に出てくる効果音の意味が気になります。シーンの合間プロジェクターが動くような効果音が出ますが、映画のように表現するための音ですか?

A.中途半端に短く通り過ぎる効果音はそれぞれ意味が違うのですが、審議官シーン(現在)と交差するドラマを閉じたり、開いたり、渡したり、拡張などをする役目をします。そこで審議官の場面には「私」の心境を支える重い空気の感触を与える効果音を配置しました。

 

<衣装>

Q. 「私」の衣装の中にニットベストを着脱する理由・意図があるのか​​気になります。 「彼」の衣装でジャケットとロングコートの2つがある理由・意図が気になります。

A. 果たして誰がだれを操ったか、というフレーズのように「彼」の主導権が優位にあるように見えるが、中盤以降から「私」が二つの関係を主導していくように変化した姿を見せようと衣装にも変化を与えました。

 

Q. それぞれの役の服色のコントラストが象徴する意味があるかどうか疑問に思います。

A. 「スリルミー」は現在の「私」が過去の話をしながら始める話です。「私」という人物が解き放つ物語は、古い一冊の本を繰り広げる瞬間と同じだと思ったのでベージュカラーを与え、「私」の視点で冷たい夜の海のように中身がわからない「彼」は濃いネイビーとグレーカラーを与えました。

 

Q. 「私」と「彼」のキャラクターのイメージのために特に気にしたポイントがあるでしょうか?

A. 「彼」にもう少し大人っぽさと男性らしさを見せるためにコートとスリーピーススーツを与え、私にはもう少し学生的で模範生的なイメージを与えるためにニットベストを合わせました。

 

<扮装>

Q. リチャードとネイスンのキャラクターを生かすため、扮装においてそれぞれ気にする部分がありますか? 2つのキャラクターの扮装に違いがあるのか​​、それとも各キャラクターごとに必須で表現するディテールなポイントがあるのか​​気になります。

A. 扮装デザインをする時、劇の雰囲気とキャラクターたちの性向把握だけでなく、ヘア・メイクをして衣装を着たときに全体的な完成度と調和を重要視する方です。

「彼」はネイビートーンにスリーピースのスーツを着るのに登場からとても傲慢で、優越感に陶酔しており、何かが思い通りにならなければとても鋭く鋭敏になる姿を見せるので、ヘアの全体的なシェイプをエッジを効かせ、ポマード製品を使用して光沢感を与えました。

「私」はブラウン/ベージュトーンのスーツにニットベストを一緒に着ているものの、基本的には隠された優越感を表出するよりも彼に向けた愛情と感情表現により率直なキャラクターだと考えるため、印象が新しく見える部分を減らし、もう少し柔らかくて繊細な印象を表現できるスタイリングを施し、衣装と調和するように光沢感よりはマットな印象を与えました。